木を宝石に変える大地「化石の森国立公園」
2011年 07月 10日
フラッグスタッフから120マイルの所にある化石の森国立公園 「Petrified Forest National Park」
ここが化石の森国立公園の入り口。
手前に転がってる物は、この公園の名物「珪化木」。
ただの石ではありませんよ!?
又、後ほど・・・。
砂岩が浸食されて奇妙な形となった岩々。
こちらには縞模様の不思議な色々をした砂丘があります。
恐竜の時代にタイムスリップしたかのよう・・・。
ではここで、木を宝石に変えてしまうお話。
2億2500万年もの昔、三畳紀に洪水で木々が倒され、川底の泥の中に沈み大量の泥が
その上に覆いかぶさりました。
その泥と近くの火山活動で地中に溶け出した珪素とが化学反応し、石英の結晶を造り出しました。
石化されてしまった後に
大地が侵食され、大量に地表に現れたのだそうです
あちらこちらに石が転がっています
そしてこの砂丘の中にはまだ、無数の珪化木が埋まっているというのです。
やがて時と共に丘が浸食され現れるのだろう
年輪もはっきり見えます。
木が石となり宝石となりました。
宝石でお馴染みのアメジストやオニキス、ジャスパー、クオーツなどの石が沢山あるのだそう
きれいに残った石・・・いや宝石!!
最後に
夕焼けも、なんだかすごく神秘的。